●屋外スポーツの振興
日比青年交流センター及び武道場の整備が終わった後、マル英商事の小井戸社長から「次は何の整備をしますか」との問い合わせがあった。会員の間で相談したところ、ネグロス島の若い人に人気のあるサッカー場を整備することが良いとの結論に達した。武道場の裏手に使える土地があったことから、バゴ研修センターからも快諾を得ることができた。建設資金200万円はマル英商事から提供された。
●オイスカ創立50周年記念式典に併せて竣工式
公式試合のできるフィールドを備えたサッカー広場の竣工式は、2011年8月のオイスカ創立50周年記念式典がバコロド市で開催されたときに併せて行うことができた。本部の中野悦子理事長、卜部駐比日本大使の出席をいただくことができ、同時に鳥栖市のサッカーチームと地元チームとの親善試合を実施した。
●陸上競技場の整備
サッカー広場が完成した後、再度マル英商事から資金提供の申し入れがあり、サッカー広場を含めて陸上競技場として全体を整備することとした。2014年8月に完成した施設は、400mのトラックを中心にサッカー広場をトラックの中に納め、観客席も備えた施設である。
●多目的な利用
バゴ市ではマラソンが盛んであり、環境保全を目的としたチャリティマラソンなどが度々開催されている。このようなことから、陸上競技場の整備はバゴ研修センターにも大変喜んでいただいた。渡辺所長夫妻を始め近隣の多くの皆さんがトラックを利用してジョギングを楽しんでいる。また地元のサッカーチームの練習場所として定期定期な利用もされている。今後、地元の人々を中心に様々な屋外スポーツ活動が行われるよう協力するとともに、日本からフィールド協議の指導者を派遣したいと考えている。