幅広い支援活動に取り組む |
フィリピン・ネグロス島の子ども達と共に |
4 日比青年交流センターが完成
オイスカ茨城支局では、フィリピン・ネグロス島に対して長年にわたり様々な支援活動を行っています。
2007年10月には、茨城県が推進する「いばらき若者塾」事業の海外活動として、ネグロス島を舞台に植林体験や現地の青年等との交流、島の産業発展への提案など多彩な事業を実施しました。
その経験を踏まえて、ネグロス島のオイスカバゴ研修センターに隣接する土地に日本とフィリピンの青年の交流、文化交流、さらには将来の日本を担うリーダーの育成などを目的とした「日比青年交流センター」の建設を、オイスカフィリピンのマラニオン会長、西ネグロス州政府のサイコ知事、地元バゴ市のトーレス市長などの協力の下にバゴ研修センターと一緒になって進め、2009年8月に完成しました。
日本とフィリピンの友好親善、国際社会で活躍する日本人の育成のためにも多くの皆さんのご協力をいただき、日比青年交流センターの運営に努めてまいります。
完成した施設:多目的研修室、小研修室、宿泊室。 武道場、グランド、隣接するオイスカバゴ研修センターと連携した多様な研修・交流メニューの提供が可能
2008年3月着工、 2009年8月完成
2009年8月21日 撮影
武道場の完成
- 日比青年交流センターの建設は、西ネグロス州政府からオイスカバゴ研修センターに提供された5haの土地に宿泊機能を備えた施設として整備されたものです。
- ネグロス島は、オイスカの渡辺重美所長が日本の技術援助をもとに長年わたって島の発展のために尽力してきた日本とのつながりの深い島です。フィリピンのサトウキビの7割を生産するこの島は、かつて「飢餓の島」と言われたことのあるほど経済的にも恵まれない島でした。このため、多くの国や団体などからの支援の手がさしのべられています。
- この島を舞台に日本とフィリピンの青年が研修・交流し、将来の日本やフィリピンのリーダーとして、さらにはアジアのリーダーとなるような人材の育成ができることを夢見て、日比青年交流センターの建設を推進することとした次第です。
- 日比青年交流センターの側に武道場が完成しました。武道場は、剣道の公式試合のできるコートを備え、柔道や合気道などの利用が出来るような施設として整備してあります。